こんにちは
中の人です。
iPhone6s交換プログラムで
バッテリー在庫が
ようやく入ってきて
毎日バッテリー交換に
追われていますが、
シャットダウンの問題は
事が大きくなっているので
もう本体交換でよくね?
と常々思います。
交換プログラム対象
ユーザー様のためにならないし、
修理側としても
当日の修理できる
最大限の絶対数が
バッテリー交換で占められて、
画面割れとか
水濡れですぐ交換して欲しい人に
修理の席を設けることが
出来なかったり、
対象シリアル
全部のiPhone6sが
バッテリー交換で
改善しない可能性もあるので
これと言って
バッテリー交換での
対応に僕は
メリットを感じないです。
2週間ほど
修理対応をした中で
感じた交換プログラムの問題点を
取り上げていきます。
1.iPhone6s交換プログラムの5つの問題点
2.本体交換に切り替えるべき理由3選
3.本体交換の妥協点を考えてみた
4.まとめ
5.2016/12/15追記:iPhone6sバッテリー交換40分以内とかマジ無理ゲーな件
6.2016/12/27追記:適用対象外の電源落ちるiPhone6sを解決する4つの方法
7.2017/01/18追記:iPhone6sリコールなんだけど画面ヒビで対象外な件
1.iPhone6s交換プログラムの5つの問題点
iPhone6s交換プログラムの
現実的な問題点5パターンを解説します。
1-1.バッテリー在庫が全然無い!全然入ってこない!
iPhone6s交換プログラムを
発表しておいて、
在庫が日本に数百個しかないのは、おかしい。
(発表後、1週間時点の情報)
日本に数百個しかない
という情報を耳にした時、
その数百個なんて
直営店とコールセンターで
分配して終わりやんけ!
うちに入荷してくるわけなんてない
Apple対応おかしいと思いましたよ。
少なくとも。例えば、
事前に該当のシリアル番号で
日本のキャリア対応になっている
iPhone6sが仮に何万台あって
バッテリー在庫がいくつ必要で
全国の修理拠点がいくつあるから、
人口分布とか考えて、いくつ配分して
とか考えてから開始するものでないのかな?
Appleからの
”在庫はないけど、
交換プログラム発表しちゃったんで、
修理拠点のみなさーん
対応おなしゃーす”みたいなノリがおかしい。
無茶ぶりが過ぎる。
無茶ぶりのオンパレードで
おかげさまで毎日がお祭り会場になっていますよ。
過去の炎上お祭り会場は下記から
iPhone 6sのバッテリー交換プログラムをリリース!だがしかし、
iPhone6sユーザー「交換プログラムで修理したい」僕「出来ないっす。。」
iPhone 6sシャットダウン問題プログラム続報!まだ?
1-2.在庫を確認せず交換できるという無茶ぶりが多い
Appleサポートが
お客さんに「○○店ならすぐ交換できますよー」
ってさらっと息を吐くかの如く言うんですけど、
該当の修理店舗へ
お客さんを誘導する前に
在庫の確認ってしないんですかね?
出来ないことを出来ると
言われて期待してお店へ
やってくるお客さんと僕が
このあとどんなやり取りをするかは察してください。
1-3.交換しても治らない場合が稀にある
バッテリー交換を
してもシャットダウンの問題が
改善できないiPhone6sが稀ではあるが
一定数はあるなーと感じます。
iPhone6sバッテリー入荷でようやく開始!だが、別の問題が
でも、
取り上げたのですが、
バッテリー交換で、
シャットダウンの問題を
改善できないってなると、
もう本体まるごと交換になってくるのですが、
このiPhone6sシャットダウン問題
交換プログラムの
厄介なところは
無償で交換が可能なのは
バッテリー交換だけ!
というところなわけですよ。
お使いのiPhoneが保証期間内でしたら、
無償での対応が可能なのですが、
保証期間が過ぎてしまっていると
32400円かかります。
“バッテリー交換で
治らないので、
本体交換を行って改善させて
頂くことは可能なのですが、
お客様のiPhone6sは
保証期間が
過ぎてしまっているので
32400円かかります。”
なんて説明したら
当然ご納得頂けないわけですよ。
“シャットダウン問題で
多くの人が無償なのに
バッテリー交換で治らなくて
金が発生してくるのはおかしい
タダにしろ”
ってなるわけですよ。
この事例が
発生した場合
バッテリー交換で
改善しなかった
iPhone6sを
無償での本体交換に
Appleと話をつけるまでに
1時間くらい
かかるんですよ。
もうね
スペシャリストが
なかなか出てこない。
この時点で
来店して頂いた
ユーザー様と
自分とのやり取りで
1時間はかかってるのですが、
Appleとのやり取りで
さらに1時間ですよ。
もう、最初から
本体交換でよくね?
って思うんですよ。
1-4.修理は40分以内で完了しろ問題
Appleから
修理の予約をした方なら
もしかすると知っている方も
いると思うのですが、
修理受付は、
40分刻みに
なっているわけですよ。
後述しますが、
iPhone6sの
バッテリー交換で
40分以内での
修理対応は
マジで無理ゲー
なんですよ。
この40分の時間制限の中に
- ユーザー様への
事前同意の説明 - 書類を記入して頂く
- バッテリー交換対応
- バッテリーの動作確認
- 確認が取れたら
iPhoneの密閉作業 - Appleへ提出するデータの作成
- ユーザー様へ渡す書類の作成
- 修理品の動作確認
- お帰りの応対
があるわけですよ。
どう頑張っても
1時間はかかりますよ。
自分は、
平均70分くらいかと思います。
Appleからの
修理予約が
40分刻みで
予約を組まれているので
自分が1人目の対応で
70分の時間が
かかった時に
2人目の予約の方は
既に修理開始の時間から
30分が過ぎてしまっているわけで、
4人連続で
バッテリー交換を
受付した時に、
4人目の方は、
少なくとも
予約した修理開始
時間よりも1時間半も
遅れているんですよ。
1回の修理につき
30分の遅れが出る
予約システムも
アカンし、
スムーズに修理が
進んでも1時間かかるし
バッテリー交換しても
治らないという問題も
重なってきた場合に
検証する時間や
修理作業も2倍になるので
ユーザー様にも
修理拠点にもメリットがないので
最短20分で完了する
本体交換でいいんじゃね?
と思うわけです。
1-5.iPhone6s修理の工程数が多く時間かかる
iPhone6sの
バッテリー交換で
修理時間がかかる理由は、
2点あり、
- 修理の工程数が、
多いのと、 - 作業の順番を
ミスると
リカバリーが
面倒になる
仕様にiPhone6sが
なっている
という
ことがあります。
リカバリーが
面倒な仕様として
1点目としては、
iPhone6sの場合、
ディスプレイを
取り外さないと
バッテリー交換が
完了しないということです。
iPhone5sや
iPhone6ですと、
ディスプレイを
取り外すことなく
バッテリー交換が可能ですが、
iPhone6sは取り外さないと
いけない仕様なので、
これまた厄介です。
またディスプレイの
取り外しと
付け直しは
慎重になります。
シクルと
画面の故障が
出てきますから
余計に時間を頂いてしまうわけです。
2.Appleが本体交換対応に切り替えるべき理由3選
ユーザー様の
メリットや悩みを改善を
大前提とするなら、
今から解説する理由や問題があるのに
なぜバッテリー交換なんだということですよ。
2-1.中国公式「バッテリーミスっちゃいました」
シリアル番号が
対象のiPhone6sの
バッテリーを長時間
空気に露出させちゃいました。
安全性は問題ないけど、
シャットダウンの原因は
長時間の露出だから、
バッテリー交換して行ってね
という見解を
Appleの中国公式が発表しました。
ここまでおおごと
ならバッテリー交換じゃなくね?
と感じるのは私だけでしょうか?
対象のシリアル番号を
持つiPhone6sユーザー様にとっては
生産過程で
正常に動作がしない
バッテリーを積んだ
iPhone6sを掴まされているわけで
バッテリーが
問題といえども
正常に動作しなかった
iPhone6sを修理して
この後も使い続けたいですか?
ということですよ。
僕だったら
こういう背景が
シャットダウンの原因と
知っちゃったら嫌だなー
と思いますよ。
もう本体交換しちゃいましょうよ?
2-2.バッテリー膨張は本体交換なのに
バッテリー膨張した
iPhone6sの場合でしたら
本体交換なわけですよ。
バッテリーが原因で
iPhone6s本体に
影響を及ぼす
バッテリー膨張の対応と
シャットダウンの問題は
あまり差がないように感じるので
本体交換でいいんじゃね?
と感じてしまうのですが、
関連:iPhoneのバッテリー膨張はバッテリー交換じゃねえよ?
バッテリー膨張は
安全上の観点から
バッテリー交換はNG
なので修理ではなく
本体交換という事情は分かりますし、
シャットダウンの問題は
バッテリー交換で改善できるから
バッテリー交換で対応したい
というのも分かります。
せめてね、
バッテリー交換で治らない
保証期間切れのiPhone6sに
バッテリー膨張の
交換ルールのように
購入日から2年以内であれば、
無償での本体交換が可能。
的な文言があると
余計な問題を増やさないわけですよ。
2-3.時間が工程数的に40分じゃ終わらない
40分を遵守していくとなると、
バッテリー交換の作業量
修理件数のキャパオーバーなので
- 予約する
修理時間を40分以上に
伸ばしてもらうか - いっそのこと
20分で完了できる
本体交換をやっていくとかしないと
40分の遵守は難しいです。
3.本体交換の妥協点を考えてみた
シャットダウン問題
対象シリアルの
iPhone6sを全員
破損や損傷がない
場合のみ無償での
本体交換をしろ
というのは
現実的じゃない。
ことは分かります。
Appleの修理ルール
として現状は、
AppleCare+加入者が
優先されるパターンが
多いので、
加入者の
メリットとして、
差をつけ
AppleCare+加入者は
バッテリー交換でなく
本体交換がデフォルト
というのがあってもいいと思います。
iPhone7でAppleCare+に入るべき14個の理由
AppleCare+は自然故障にて最強!ないと損をする理由5選
4.まとめ
iPhone6sの
シャットダウンの問題を
改善するための
バッテリー交換プログラムで
バッテリー交換じゃなく
て本体交換にするべき
と思う問題事例を
解説してきましたが、
いかがでしょうか?
実際、
交換プログラムで
修理を受け付けて
問題に直面した時に
シャットダウン問題の
融通がきかないことを
痛感しました。
今後は
もう少しユーザー様へ
歩み寄れるプログラムを
作って欲しいものです。
5.2016/12/15追記:iPhone6sバッテリー交換40分以内とかマジ無理ゲーな件
リコールしたiPhone6sのバッテリー交換のやり方を図解で解説しました。あとは、修理にかかる時間も
iPhone6sバッテリー交換40分以内とかマジ無理ゲーな件
6.2016/12/27追記:適用対象外の電源落ちるiPhone6sを解決する4つの方法
リコール対象外のiPhone6sでも電源が落ちてしまうという問題があるそうで。対象外のiPhoneの場合はどういった対処方法があるのかを解説しました。
7.2017/01/18追記:iPhone6sリコールなんだけど画面ヒビで対象外な件
リコール対象のiPhone6sだが画面の些細なヒビで、バッテリー交換プログラムが受けられなかった場合に、どういった対処方法が現実的かどうかをまとめました。
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