iphone6を使っている方で
購入から2年以上使っていて
バッテリーの減りが早い!
と感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
バッテリーに関するトラブルシューティングで
ネットサーフィンしていると「○個の電池節約術」
と称したものなのですが、
電池節約術やること多すぎだろ!
って感じてしまったのは、
僕だけなのでしょうか?
巷のバッテリー○つの充電節約術などは
意味なくはないんですが、
根本的改善に至ってないんで
もったいないなーと感じたので、
僕がユーザー様へ
お店でいつもお話している
iPhoneのバッテリーの減りが早い問題を
改善するための段階を解説していきます。
1.iPhone6の電源が落ちてしまう問題でも効果アリ
今から僕がお伝えしていく
バッテリー減りが早い問題改善法は、
- バッテリーの減りが早い
という問題以外にも、 - バッテリー残量がまだあるのに
電源が落ちてしまう問題や、 - バッテリー残量が変化しないという問題などにも
対応することが可能です。
2.まずはiPhone6のバッテリー容量を把握しよう
まずは、お使いのiPhone6の現状を正確に把握することが大切です。
なぜ、最初にバッテリー容量を把握することが大切なのかと言いますと、
バッテリー減りが早い問題を改善するノウハウを実施した時に、iPhonのバッテリー容量そのものがない状態で、
改善するノウハウを実施しても効果がないからです。バッテリー容量が元が100だとしたら、お使いのiPhone6が30しかないのに、アレもこれもやっても効果はないです。仮に現状が30だとしたら、バッテリー交換をすれば一発で解決というわけです。
バッテリー容量を把握して、バッテリー交換がまだ必要のないiPhone6だったら、そこでバッテリー減りが早い問題改善法を試していくわけです。現状を数値で把握せずに、あれこれやると徒労に終わる可能性があります。
2-1.簡易的にすばやくiPhone6の容量を調べる方法
お使いのiPhone6の大まかなバッテリー容量を把握したい場合は、非公式ではありますが、バッテリー診断アプリを使うことで目安をつけることは可能です。
2-2.正確にiPhone6のバッテリー容量を調べる方法
正確にiPhone6のバッテリー容量を把握したい場合は、Appleサポートへバッテリー診断の依頼をすることで
正確にバッテリー容量が数値化され、バッテリー交換が必要な機種かどうかの判別をつけることが可能です。
正確なバッテリー診断のやり方は以下になります。
3.iPhone6の現状バッテリー容量ごとの対策をしよう
バッテリー診断を行い、現状のバッテリー容量を把握したら、バッテリー容量ごとの対策を行います。
3-1.バッテリー容量が80%以下の場合
お使いのiPhone6のバッテリー容量が80%以下だった場合は、バッテリー交換を行うことがベストです。
Appleの保証期間内でしたら、無償でバッテリー交換を行うことが可能です。
3-2.バッテリーが90%以下80%以上の場合
お使いのiPhone6のバッテリー容量が80%以上ではあるが、90%以下だった場合は、Appleが定める既定値以上なので、バッテリー交換を行うことは出来ませんが、使用するにはとても不便な状態だと予見されます。
おそらく、あと1ヶ月ほど経ってから、バッテリー診断を行うと、診断結果が80%を割ってきてバッテリー交換の対象機種になると思いますので、バッテリー交換のために1ヶ月待つのも手かと思います。
3-3.バッテリーが90%以上だった場合
お使いのiPhone6でバッテリーが90%以上だった場合は、搭載しているバッテリーそのものの性能はまだ問題ないですよ。ということなので、バッテリーそのものに問題があると考えるのではなく、バッテリー以外の何かに問題があるかと予見されます。バッテリー以外の何かを挙げるならば、iPhoneを動かす、システムや、アプリ、ソフトウェア(iOS)の可能性があります。
バッテリーが90%以上だったが、バッテリーの減りが早い場合の対処法を順次説明していきます。
4.まずiPhone6でバックアップを実施する
いかなる作業でもiPhoneのデータが消失する可能性はありますので、何か手を加える前にバックアップをされることをオススメ致します。無くなってからでは遅いのです。
お使いのiPhone6をバックアップする際には以下を参考にして下さい。
5.ソフトウェア(iOS)は最新ですか?
お使いのiPhone6のバックアップが完了しましたら、まず、iOSが最新バージョンかどうかを確認します。
お使いのiPhone6のiOSが古いとバッテリーの減りが早い問題に直結している可能性があります。
最新でない場合は、iTunesを使って、iPhone6を最新のバージョンへとアップデート行って下さい。
6.バッテリーを占めているアプリを把握する
お使いのiPhone6を最新のバージョンへとアップデートしたものの、バッテリー減りが早い問題を改善できない場合は、iPhoneのバッテリー使用状況をからどのアプリやシステムが占めているかを把握します。
設定→バッテリー→バッテリーの使用状況
上記の画像だと、safariが55%を占めているのでsafariを抑えた時に、バッテリー持ちが良くなかったかを確認します。あなたがお使いのiPhone6で占めているアプリを制限して試して下さい。
7.バッテリーの変動を把握する
AppleStoreまたは、
Apple正規サービスプロバイダーで使っている
iPhoneの診断システムには、
iPhoneで見るバッテリー使用状況よりももっと細かく見れる使用状況の診断システムがありますので、バッテリーが急激に増減したのは、何時(いつ)なのかをグラフで知ることが可能です。
増減の幅が大きい時間帯に何をしていたかを予測することでバッテリー減りが早い問題を改善するための答えを導き出すことが可能です。
8.iPhone本体を根底から初期化をする
バッテリー使用状況から占めているアプリなどを制限したにもかかわらず、お使いのiPhone6のバッテリーの減りがまだ早い場合は、iPhone本体をソフトウェアのさらに下層にあるファームウェアから初期化を行うことで改善できる場合があります。
ソフトウェアより下層のファームウェアを初期化する場合には、DFUモードを使って初期化を行うことで可能になります。
9.初期化の前後を比較する。できれば
DFUでファームウェアを含めた初期化が完了したら、バックアップを戻さない状態で、1日くらいiPhoneを使ってみます。
普段お使いになっていると1日もデータが空っぽのiPhoneを使うことは困難だと思いますので、時間に余裕のある休日などに行えればベストです。
ファームウェアからの初期化を行い、様子を見たら、バッテリーの減りが早いという
問題は改善できたが、バックアップを戻したら、悪化した場合は、iPhone6に含まれているデータの何かしらが
バッテリーの減りに直結をしていると考えられます。
データに問題があるとなると、iPhone本体の修理や交換を行うことは出来ませんので、データを空っぽにした状態でiPhoneを利用されるか、バックアップといったデータの塊ではなく、連絡先や、写真など最低限必要なものを入れ直して使って頂くかになってくるかと思います。
バックアップを個別でやる方法は以下の記事で解説しています。
10.初期化でも改善できない場合は
バッテリー診断では、90%以上のバッテリー容量のためバッテリーには問題はないと診断されたが、
バッテリーの減りが早いiPhone6をファームウェアから初期化を行って、様子を見たにもかかわらず、
まだバッテリーの減りの早さを改善できない場合は、アップルサポートへ電話をして、本体交換やバッテリー交換ができるかなど、どんな対応が提供できるのか、お電話で確認されることをオススメ致します。
11.iPhone6のバッテリー早い問題のまとめ
細かい数ある多くのバッテリー改善法を実施してお手を煩わせるくらいなら、いっぱつ、バッテリー診断を行って
現状の数字を把握して、適切な対処をしたほうが、結果的にバッテリー問題への解決が早いです。
今回の記事があなたのiPhoneのバッテリー減りが早い問題の解決につながれば幸いに思います。
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