iPhoneの画面に縦線が入って見づらい。線の部分だけタッチが反応しない。修理店を運営していたときにもよく持ち込まれた症状です。原因と、修理が必要かどうかの見分け方をまとめます。
iPhoneの画面に縦線が入る原因
- 落としたときの衝撃で、画面の表示部分が傷んだ
- ポケットやカバンの中で本体が曲がった
- 水に濡れた
- 画面と本体をつなぐ配線がゆるんだ
- iOSの一時的な不具合(この場合は再起動で直ることがあります)
縦線は、画面(ディスプレイ)そのものの故障であることがほとんどです。時間がたつと線が太くなったり、表示されない範囲が広がったりします。
自分で試せること
1. 強制的に再起動する
- iPhone 8以降:音量を上げるボタンを押してすぐ離す → 音量を下げるボタンを押してすぐ離す → サイドボタンをAppleロゴが出るまで押し続ける
- iPhone 7/7 Plus:音量を下げるボタンとサイドボタンを同時に押し続ける
- iPhone 6s以前・SE(第1世代):ホームボタンとスリープボタンを同時に押し続ける
これで消える縦線は、ソフトウェア側の一時的な不具合です。
2. iOSを最新にする
更新の前に、必ずバックアップを取ってください。
3. 直らなければ修理
再起動でも消えない縦線は、画面の部品交換が必要です。線が広がる前に、早めにバックアップを取ってください。画面が見えなくなると、バックアップの操作自体ができなくなります。
画面の縦線の修理はどうなる?
修理は、保証が残っているかどうかで変わります。
- 購入から1年以内、またはAppleCare+に加入していて、落とした跡や水濡れがない:自然故障として0円で修理を受けられます
- AppleCare+に加入していて、画面割れなどがある:画面の修理は3,700円、それ以外の損傷は12,900円のサービス料がかかります
- 保証が切れている:Apple正規は「画面の損傷」の料金になります。機種によって20,800円から64,800円です(2026年9月時点のApple公式の見積額)
注意してほしいのは、画面の縦線のほかに、本体の曲がりや水濡れの反応が見つかると、画面だけの修理ではなく本体交換になることです。中にある液体侵入インジケータが朱色に変わっていると、水没の扱いになります。
修理先ごとの料金や、修理と買い替えのどちらが得かは、こちらの記事で比較しています。
→ iPhone修理はどこがいい? 5社の評判・料金と「修理 vs 買い替え」診断
まとめ
- 縦線は画面そのものの故障であることがほとんど。放っておくと広がる
- まず再起動を試し、消えなければ修理を検討する
- 画面が見えるうちにバックアップを取る


