iPhoneで動画撮影をした後に、動画を再生したところ音声や音楽がまったく入っておらず、無音だったといった問題が起こる場合があります。
今回の記事では撮影した動画に音が入らない問題を解決する方法をご紹介していきます。
1.iPhoneで撮影した動画から音が出ない時の原因とは?
iPhoneで撮影した動画に音が入らない問題の原因としては以下が考えられます。
- iPhone購入時に貼ってある保護フィルムを背面だけ貼ったままにしてある
- 背面マイクのシステム的な不具合
- 背面マイクの物理的な故障や破損
- iOSなどのソフトウェアの不具合によりマイクが認識しない
などがあります。
2.iPhoneで撮影した動画から音が出ない時の治し方とは?
iPhoneで撮影した動画から音が出ない時の対処法としては、以下が有効です。
- 背面のフィルムを貼ったままの場合は剥がす
- iPhoneを強制再起動する
- iPhoneのバージョンを最新にする
- iPhoneを初期化する
順番にご紹介していきます。
撮影した動画から音が出ないiPhoneに対処法を行う前に、iPhoneのバックアップを作成されることをオススメ致します。iPhoneの再起動といえどもデータを消失する引き金になりかねないので、まずはバックアップを行って下さい。
iPhoneをバックアップする方法はこちら
2-1.背面のフィルムを貼ったままの場合は剥がす
iPhoneの動画の音声は背面にあるマイクから集音されています。iPhone購入時についているiPhone全体を保護している透明なフィルムを背面だけ残している方を稀にお見かけします。
背面の保護フィルムを貼ったままですと、マイクが密閉されてしまい一切の集音が出来ない状態になっています。背面の保護フィルムが貼ったままになっている方は剥がされることをオススメ致します。
剥がしてみて動画を撮影してみて音声が入っていればOKです。
2-2.iPhoneを強制再起動する
まずはiPhoneを強制再起動することで改善ができるかどうかを試してみます。
iPhone 6/iPhone 6 Puls/iPhone 6s/iPhone 6s Pulsの強制再起動のやり方
本体右側の電源(スリープ)ボタンとホームボタンを同時に10秒長押しして下さい。
iPhone 5/5C/5S/SEの強制再起動のやり方
本体上部にある電源(スリープ)ボタンとホームボタンを10秒長押ししてください。
iPhone 7/iPhone 7 Pulsの強制再起動のやり方
本体右側の電源(スリープ)ボタンと音量の下げるボタンを同時に10秒ほど長押ししてください。
iPhone 8/iPhone 8 Puls/iPhone Xの強制再起動のやり方
①音量の上げるボタンを押して離して、②次に音量の下げるボタンを押して離して、③電源(スリープ)ボタンを10秒ほど長押しして下さい。
10秒長押ししたらAppleのロゴが出てくるまで待つ
長押ししていると上記の画面が表示されますが無視します。さらに待つと、、、、
アップルロゴが出てくればOKです。iPhoneが使える状態まで立ち上がるまで待ちます。
2-3.iPhoneのバージョンを最新にする
お使いのiPhoneを最新のバージョンにアップデートすることで改善出来る場合があります。
アップデートの確認方法と手順は以下を参考にしてくだい。
2-4.iPhoneを初期化する
撮影した動画から音がでないiPhoneの初期化は
パソコン(WindowsとMacどちらでもOK)とiPhoneを付属の充電ケーブル(Lightningケーブル)と接続して行います。
ソフトウェアが原因で動画の音が拾えない問題が発生している場合はiPhoneの初期化で改善ができる場合があります。
iPhone初期化の手順
①iTunesを起動しておく
②iPhoneの電源をオフにする
③ライトニングケーブルをUSB側を接続しておく
④iPhoneの「ホームボタン」を押したままにする
⑤ライトニングケーブルとiPhoneを接続する
⑥リンゴマークから「iTunes接続」の画面が出てくるまで待つ
⑦iPhoneを復元
⑧復元と更新でリカバリーモードへと入ります。
パソコンを持っておらず、iPhoneの初期化ができないよ。ということであれば、お手数ですが、Appleの正規修理店であるAppleStoreまたはApple正規サービスプロバイダ(ビックカメラやカメラのキタムラの中に入っている)に足を運んで頂くことで初期化を承ることが可能です。
3.iPhoneで撮影した動画から音が出ない時の修理とは?
iPhoneを初期化しても動画から音が出ない問題が改善出来ない場合には、iPhoneの修理対応が必要になってきます。
修理箇所としては背面マイクのパーツ交換になってくるのですが、Apple正規の修理では背面マイクのパーツ交換がありませんので、本体まるごとの交換対応になってきます。
本体まるごと交換は、機種変更と異なり別のiPhoneの機種にしたり、容量を変更したり、別の色に変更したりができません。今お使い頂いているiPhoneと同じ機種、同じ容量(ギガバイト)、同じお色のiPhoneになります。
今と違う機種や容量に変更したい場合はiPhoneの機種変を視野にいれると良いです。
4.iPhoneで撮影した動画から音が出ない時の修理料金とは?
撮影した動画から音が出ない問題のiPhone修理料金は、iPhoneの保証状況によって変わってきます。
参考:「iPhoneの保証状況や期間を確認する3つの方法とは?」
例えば、AppleCare+に入っている場合又は、iPhoneの購入から1年未満の場合はiPhone本体に画面割れや水濡れ、湾曲などの損傷が無ければ、無償での交換を行うことが可能です。
保証期間が切れている方は、以下の交換料金になります。
iPhone機種 | 本体交換の金額(税込み) |
---|---|
iPhone X | 65664 |
iPhone 8 Plus | 47304 |
iPhone 8 | 41904 |
iPhone 7 Plus | 41904 |
iPhone 6s Plus | 39744 |
iPhone 6 Plus | 39744 |
iPhone 7 | 38664 |
iPhone 6s | 36504 |
iPhone 6 | 36504 |
iPhone SE | 33264 |
iPhone 5c | 33264 |
iPhone 5s | 33264 |
iPhone 5 | 33264 |
保証期間が過ぎている場合ですと、けっして安い交換料金ではないので機種変を視野にいれると良いです。
5.撮影した動画から音が出ないiPhoneの修理する場所とは?
動画から音がでない問題のiPhoneが修理できる場所は、Apple正規の修理店であるAppleStoreもしくはApple正規サービスプロバイダ(ビックカメラやカメラのキタムラの中に入っています)で受けることが可能です。
平日の場合でもかなり混雑が予想されるので予約をしてから来店されることをオススメ致します。
6.まとめ
今回は「iPhoneで撮影した動画から音が出ない時の原因/治し方/修理とは?」を解説させて頂きました。トラブル時の参考になれば幸いです。
- 修理を安くしたい方
- iPhoneのデータを消さずに修理をしたい方
- バックアップが取れない方
- iPhoneの保証が切れている方
- AppleCare+に未加入の方
- 買い替えまでiPhone安く延命したい方
↑上記の方におすすめの修理サービスです。
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