iPhoneの3DtouchとはiPhone6s以降の機種から搭載されたiPhoneのマルチタッチの機能になり、画面を押し込むような動作をすることにより、アプリを起動することなく特定の動作をショートカットできるようになっています。
TwitterやAmazon、LINEなどメジャーなアプリはほぼ3D Touchに対応しており、Apple公式アプリであるSafariや時計、App Store、電話、ミュージックアプリなどで対応しています。
3D Touchの挙動は以下のようなものになります。
今回はこの3D Touchの押し込みの挙動が反応しない時の対処法をご紹介していきます。
1.iPhoneの3D Touch(3Dタッチ)が反応しない時の原因とは?
3D Touch(3Dタッチ)が反応しないiPhoneの原因としては以下が考えられます。
- 設定が何らのはずみでオフになっている
- ディスプレイの不具合
- 3D Touch(3Dタッチ)を司るシステムの不具合
- iOS含むソフトウェアの不具合
などがあります。
2.3D Touch(3Dタッチ)が反応しないiPhoneの治し方とは?
3D Touch(3Dタッチ)の設定を確認する
iPhoneを強制再起動する
最新のiOSへとアップデートする
iPhone本体を初期化する
のやり方を踏むことで3D Touch(3Dタッチ)が反応しない問題を改善出来る場合があります。
順番にご紹介していきます。
3D Touch(3Dタッチ)の設定を確認する
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「3D Touch」
と進んでいき、
「3D Touch」の設定がオンになっているかを確認します。
2-1.iPhoneを強制再起動する
「3D Touch」の設定が問題ない場合は、iPhoneを強制再起動してみて「3D Touch」の問題が改善出来るかを確認します。
対処法を行う前にiPhoneのバックアップを行って下さい。iPhoneの強制再起動はデータ消去を伴う作業ではありませんが、何かしらの弾みで消失の引き金なる場合がありますので、バックアップを取ってから行って下さい。
iPhone 8/iPhone 8 Puls/iPhone Xの強制再起動のやり方
①音量の上げるボタンを押して離して、②次に音量の下げるボタンを押して離して、③電源(スリープ)ボタンを10秒ほど長押しして下さい。
iPhone 7/iPhone 7 Pulsの強制再起動のやり方
本体右側の電源(スリープ)ボタンと音量の下げるボタンを同時に10秒ほど長押ししてください。
iPhone 6/iPhone 6 Puls/iPhone 6s/iPhone 6s Pulsの強制再起動のやり方
本体右側の電源(スリープ)ボタンとホームボタンを同時に10秒長押しして下さい。
iPhone 5/5C/5S/SEの強制再起動のやり方
本体上部にある電源(スリープ)ボタンとホームボタンを10秒長押ししてください。
10秒長押ししたらAppleのロゴが出てくるまで待つ
長押ししていると上記の画面が表示されますが無視します。さらに待つと、、、、
アップルロゴが出てくればOKです。iPhoneが使える状態まで立ち上がるまで待ちます。
2-2.最新のiOSへとアップデートする
強制再起動を行っても「3D Touch」の問題を改善できない場合は、iPhoneを最新のiOSバージョンにしてみて改善出来るかどうかを確認します。
バージョンが既に最新バージョンの方はiPhoneの初期化へ進んで下さい。
iPhoneのiOSアップデートの確認方法と手順は以下を参考にして下さい。
2-3.iPhone本体を初期化する
iOSバージョンを最新にしてみても「3D Touch」が反応しない問題が改善出来ない場合は、iPhone本体を初期化することで問題が改善出来るかどうかを確認します。
iPhone初期化の手順
①iTunesを起動しておく
②iPhoneの電源をオフにする
③ライトニングケーブルをUSB側を接続しておく
④iPhoneの「ホームボタン」を押したままにする
⑤ライトニングケーブルとiPhoneを接続する
⑥リンゴマークから「iTunes接続」の画面が出てくるまで待つ
⑦iPhoneを復元
⑧復元と更新でリカバリーモードへと入ります。
ご自宅にWindowsやMacなどのパソコンがなく、iPhoneの初期化ができないという場合には、お手数ですが、Appleの正規修理店であるAppleStoreまたはApple正規サービスプロバイダ(ビックカメラやカメラのキタムラの中に入っている)に足を運んで頂くことで初期化を代行することが可能です。
iPhone初期化代行は、店舗によっては有償の場合(数千円程度)がありますので、足を運ばれる店舗に行く前に電話で確認されることをオススメ致します。
3.iPhoneの3D Touch(3Dタッチ)が反応しない時の修理とは?
初期化でiPhoneの3D Touch(3Dタッチ)が反応しない問題が改善出来ない場合には、iPhoneの修理や交換対応になってきます。
Appleの修理拠点の場合ですと、3D Touchを司るディスプレイパーツだけを交換する修理対応がありませんので、画面全体の交換修理または、本体まるごと交換対応になってきます。
画面の修理対応になるのか、本体まるごとの交換になるかはiPhoneに適用できる保証の状況や、iPhoneの診断具合によって変化します。
4.iPhoneの3D Touch(3Dタッチ)が反応しない時の修理料金とは?
iPhoneの3D Touch(3Dタッチ)が反応しない問題の修理料金はiPhoneに適用できる保証によって変わってきます。
参考:「iPhoneの保証状況や期間を確認する3つの方法とは?」
例えば、iPhoneがAppleCare+に加入されている場合でしたら、iPhone本体に画面割れや水濡れ、湾曲などの損傷がなければ無償での本体交換サービスを受けることが可能です。
AppleCare+に加入してなくて、iPhoneが購入から1年未満の場合は、1年間のメーカー保証がありますので、無償での修理サービスを受けることが可能です。
AppleCare+も1年間のメーカー保証もない場合には、有料での画面修理または、有料での本体まるごとの交換対応になります。
有料での本体まるごと交換の場合の修理料金は下記になります。
iPhone機種 | 本体交換の金額(税込み) |
---|---|
iPhone X | 65664 |
iPhone 8 Plus | 47304 |
iPhone 8 | 41904 |
iPhone 7 Plus | 41904 |
iPhone 6s Plus | 39744 |
iPhone 6 Plus | 39744 |
iPhone 7 | 38664 |
iPhone 6s | 36504 |
iPhone 6 | 36504 |
iPhone SE | 33264 |
iPhone 5c | 33264 |
iPhone 5s | 33264 |
iPhone 5 | 33264 |
保証期間が切れている方、AppleCare+での修理が3回目の方は、交換料金がかなりの負担かと思いますので、機種変更するのも賢い選択です。
5.3D Touch(3Dタッチ)が反応しないiPhoneの修理ができる場所とは?
3D Touch(3Dタッチ)が反応しない問題のiPhoneが修理できる場所は、
Apple正規の修理店舗であるAppleStoreまたは、カメラのキタムラやビックカメラなどの中に併設されているApple正規サービスプロバイダで修理を承ることが可能です。
平日の場合でもかなり混雑が予想されるので、事前に予約をされてから来店されることをオススメ致します。
最寄りにApple StoreやApple正規サービスプロバイダがない場合は、0120−277−535にて電話で配送修理を依頼することも可能です。その場合には代替え機がありませんので、ご自身で使っていないiPhoneにsimを差し替えて使って頂くか、キャリアショップへ代替え機を借りる必要があります。
6.まとめ
今回は「iPhoneの3D Touch(3Dタッチ)が反応しない時の原因/治し方/修理とは?」を解説させて頂きました。トラブル時の参考になれば幸いです。
- 修理を安くしたい方
- iPhoneのデータを消さずに修理をしたい方
- バックアップが取れない方
- iPhoneの保証が切れている方
- AppleCare+に未加入の方
- 買い替えまでiPhone安く延命したい方
↑上記の方におすすめの修理サービスです。
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