モバイルWi-Fi機があれば、どこでも設定要らずでWi-Fi環境になる便利なWiMAX。
出先でネット環境が必要なビジネスマンやノマドワーカー、学生などが中心でしたが、今では自宅でWiMAXを利用する人も多いのです。
WiMAXは工事不要なので、「引っ越しが多いので自宅のネット工事がめんどくさい」「業者を自宅にはあげたくない」などの理由もあってWiMAXの需要が伸びているのです。
ただ、WiMAXって〇〇WiMAXというWiMAXプロバイダってたくさんありますよね?
UQ WiMAX、Broad WiMAX、So-net WiMAX、JP WiMAX、ビッグローブ WiMAXなどなどさまざまなプロバイダがありますが、実はどこでもWiMAXプロバイダは速度など品質は同じ回線なので一緒なのです。
何が違うのかというと、料金やサポート体制が違うので、人によって(使い方によって)お得に使えるWiMAXプロバイダが変わるのです。
今回は、老舗であるビッグローブ WiMAXについて、内容や料金を他社と比較しながら見ていきましょう。
ビッグローブ WiMAXとは?
現在は違いますが、ビックローブ(biglobe)は、元々NECのインターネットサービスプロバイダとして誕生したブランドです。
1996年のインターネット創世記からサービス開始しているので、日本のネットを支えてきたプロバイダで、昔はNEC製のパソコンが高いシェアを誇っていたので、パソコン購入と同時にビックローブに加入する人が多い知名度が高いプロバイダになります。
近年は、NECから独立しており、今ではKDDI系列のプロバイダ会社となっています。
ビッグローブ WiMAXは、このビックローブが提供しているWiMAXプロバイダになります。
そのため、ビッグローブ WiMAXでも、同じくKDDI系列の大元UQ WiMAXと同じように、auとの合算サービスなど受けることができます。
ビッグローブ WiMAXと他WiMAXプロパイダとの内容・料金比較
ビッグローブ WiMAX 内容
冒頭でも述べた通り、WiMAXプロバイダはどの会社でも、同じ通信網を使っているので、品質は同じで内容は変わりません。まずは、共通のWiMAXの内容を記載します。
- 家でも外でもモバイルWi-Fiを持ち歩けば簡単インターネット
- ギガ放題プランがありネット使い放題(3日間で10GB以上使うと低速になる制限あり)
- 工事不要で一度設定をすればあとは設定なしで使える
- 複数の機器を同時にネット接続ができる
他にもビッグローブ WiMAXのみの特別な内容もあります
- 高額キャッシュバックシステム有(月々1,650円割引(22か月)もしくは15,000円(一括))
- クレジットカード払いも口座振替もOK
- 「インターネットサギウォール」などオプションサービスも充実
などがあります。
ビッグローブ WiMAXの料金
ビッグローブ WiMAXには、大きく分けて2つの料金コースがあります。
- Flat ツープラス ギガ放題
- Flat ツープラス
です。「Flat ツープラス ギガ放題」はインターネット使い放題プラン(3日間10GB以上の使用で利用制限あり)、「Flat ツープラス」は1か月7GBまでの上限ありとなります。
- Flat ツープラス ギガ放題=通信量を気にせずとことんネットを使いたい
- Flat ツープラス=月に数回など限定的にモバイルWi-Fiを使う機会がある
と利用シーンごとに選択できます。
後述の通り、1年目はどちらの料金プランも金額に大差はありませんし、やはり思った以上にパケットは消費するので、ギガ放題プランが圧倒的におすすめです。
また、それぞれの料金プランでキャッシュバックの受け方が選べます。
- A.キャッシュバック月額料金割引タイプ(毎月利用料金から1,650円割引)
- B.キャッシュバック一括支払いタイプ(利用開始6カ月後に15,000円キャッシュバック)
のどちらかが選べます。1,650円×22か月=36,300円となりますので、一括でもらうキャッシュバック額よりほぼ倍以上。
よりお得になることを考えると、Aの月額料金割引タイプがベターですが、毎月1,000円ちょっと割引かれてもキャッシュバックされている実感は薄いです。
一度にもらって大幅キャッシュバックを受けている実感を感じたい場合は、Bの一括支払いタイプも良いかもしれません。
ビッグローブ WiMAX 詳細
上記の通り、ビッグローブ WiMAXでは選べる料金システムを採用しているので、上記と合わせて1.2、A.B、と分けてビッグローブ WiMAXの料金システムを紹介します。
1-A.Flat ツープラス ギガ放題プランで、月額割引キャッシュバック
サービス開始月(0カ月目)=0円
1カ月目~2カ月目=3,345円
3カ月目〜24カ月目=4,030円
25カ月目〜36カ月目=4,380円
37カ月後以降=4,380円
1-B.Flat ツープラス ギガ放題プランで、一括キャッシュバック
サービス開始月(0カ月目)=0円
1カ月目~2カ月目=3,695円
3カ月目〜24カ月目=4,380円(+6か月目で15,000円キャッシュバック)
25カ月目〜36カ月目=4,380円
37カ月後以降=4,380円
2-A.Flat ツープラスで、月額割引キャッシュバック
サービス開始月(0カ月目)=0円
1カ月目~24カ月目=3,345円
25か月目以降=3,695円
2-B.Flat ツープラスで、一括キャッシュバック
サービス開始月(0カ月目)=0円
1カ月目~24カ月目=3,695円(+6か月目で15,000円キャッシュバック)
25か月目以降=3,695円
ビッグローブ WiMAXと他WiMAXプロパイダの月額と総額料金の比較
・ビックローブ WiMAX(※月額割引キャッシュバック)
月額3,345円(1~2カ月目まで)、月額4,030円(3〜24カ月目まで)=2年間総額95,350円
・UQ WiMAX
月額4,380円=2年間総額105,180円
・broad WiMAX
月額2,726円(1~2か月目まで)、月額3,411円(3~24か月目まで)=2年間総額80,494円
・ネクストモバイル(無制限プランはなく、最大の50GBプラン料金)
月額2,760円(※キャンペーン価格、通常は3,695円)=2年間総額66,240円
・GMOとくとくBB(WiMAXプラン)
月額3,609円(1~2か月目まで)、月額4,263円(3~24か月目まで)=2年間総額101,004円
・縛りなしWi-Fi
月額3,300円=2年間総額79,200円
・JPWiMAX
月額2,800円(利用開始~3ヶ月目)、月額3,500円(4~24ヶ月目)=2年間総額81,900円
・So-net WiMAX
月額3,620円(利用開始月は無料)=2年間総額83,260円
ビッグローブ WiMAXのメリットやデメリット
ビッグローブ WiMAXのデメリット
- 3年契約の縛りがある
=ビックローブWiMAXには、いわゆる「契約縛り」が発生します。
縛り期間は3年間で、3年以内に解約をする場合、解約違約金が発生してしまいます。
サービス開始月(0カ月目)=19,000円
1カ月目~12カ月目=19,000円
13カ月目〜24カ月目=14,000円
25カ月目以降=9,500円
サービス更新月=0円
となっており、たとえ2年間使用しても、9,500円もの違約金は発生してしまいます。
短期間での使用を考えている場合や、すぐに他社のWiMAXプロバイダに乗り換えようt思っている場合は違約金を覚悟しておく必要があります。
- キャッシュバックが最高値ではない
ビックローブWiMAXのキャッシュバックは、一括だと15,000円、月額割引だと1,650円×22か月(総額36,300円)となっています。
月額割引キャッシュバックだと3万円強と高額ですが、それ以上の額のキャッシュバックキャンペーンを張っているWiMAXプロバイダもあり、キャッシュバック目的だと物足りないかもしれません。
ビッグローブ WiMAXのメリット
- 老舗ならではのサポート体制
=ビックローブ(biglobe)といえば、90年代から日本のネットサービスを支えている老舗プロバイダです。そのため、電話やリアルタイムに返答してくれるチャットなどサポート体制が充実しているので、使い方に不安を残す初心者の方におすすめです。
また、インターネット詐欺の疑いのある危険なウェブサイトを発見し、警告してくれるソフトウェアである「インターネットサギウォール」、パスワード管理ツールとウイルス対策ソフトの同時利用ができる「パスワードマネージャー月額版」など有料オプションが充実しています。
- 利用初月は無料
=WiMAXプロバイダによっては利用初月から1か月目になったり、日割りで利用日分請求されるところが多いなか、ビックローブWiMAXは利用初月は無料。そのため、月頭に申し込めば実質1か月は無料で使えることになります。
- 支払い方法が口座振替にも対応
=クレジットカード払いのみだったり、クレジットカード払い意外だと料金が割高になるWiMAXプロバイダもあるなか、ビックローブWiMAXはクレジットカードでも口座振替でも支払いOKです。
- auのスマホ代がお得になる
=利用中のauスマートフォンの月額利用料金が最大1,000円値引きになる「auスマートバリューmine」を受けることが、大元であるUQWiMAX以外であるビックローブWiMAXでも可能です。
ビッグローブ WiMAXの口コミ評判
悪い口コミ評判
5/1にbiglobeに申し込んだwimax。結局端末届かず申し込みがキャンセルになった。違約金はないそうだが、新たにプロバイダを探さねばならない。大変である。#biglobe
— masala (@masala0517) 2019年5月8日
Biglobe Wimax、最初はふつうにサクサク使えてたのに段々と遅くなって、2ヶ月経ったら通信制限時並みに遅くなった。
使い物にならないのに解約しようとすると違約金やら端末代がガッツリこれは新手の詐欺ではなかろうか pic.twitter.com/hr2u8PKke4
— Nico-T@アンケート (@questionnaire4u) 2019年5月8日
BIGLOBE WiMAXの解約キメた… 違約金…ぐふぅ…
— さちす⁂八谷幸 (@sachisfactory) 2019年1月31日
biglobeのwimax wx03 にしてから上り/下りともに50Mbpsもでるんだけど、地下鉄とかwimaxの電波が不安定な所では、通信がすぐ切れて、繋がりにくい。という、使いにくい感じになった。
— きま (@mkimakima) 2017年10月5日
良い口コミ評判
W06最安でないけどBIGLOBE WiAMX 2+のキャッシュバックは受取が簡単でおすすめ https://t.co/xSJh00UZeE
— WiMAX料金比較×格安SIM (@wfshushu) 2019年5月8日
BIGLOBEのWiMAX、無事12/4から初月度開始になった(^ω^)
12/1には届いてたから、初月度無料をフルに貰えたわいw— ろりにくさん (@oise07192) 2018年12月4日
人生で3回目のWimax契約しました!
今回はキャッシュバックが大きく、しかも受け取り損ねる可能性が少ないと評判のBiglobeです。これで加部島でネットが使えるはず。Trywimaxで試したものと端末が違うので、実際に繋いでみるまで不安
— masaya@福岡 (@MasayaMuko) 2019年4月2日
北海道なら回線はau光がいいんじゃないかな?
ブロードバンドは個人的にSo-netだけど
調べてみたら北海道はBIGLOBEが一番いいらしい…
WiMAXはモバイル回線に適した回線だからPS4が遅いのは仕方ない。— 393 (@IRex024) 2019年5月9日
ビッグローブ WiMAXのキャンペーン
- 選べるキャッシュバックシステム
=月額料金から1,650円割引×22か月もしくは一括で15,000円(利用から6カ月後)のどちらかを自由に選ぶことができます。
- 新商品も含めて、モバイルWi-Fi端末は実質無料で受け取れる
=新商品のSpeed Wi-Fi NEXT WX05(NECプラットホーム製)やSpeed Wi-Fi NEXT W06(HUAWEI製)、ホームルーターSpeed Wi-Fi HOME L02(HUAWEI製)もあり。
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