3月28日にiOS10.3がリリースされました
毎度毎度同じことをお伝えしても
OTAアップデートで
アップデート失敗から
本体交換対応で
しかも保証期間切れなので
有料で3万円以上吹っ飛ぶ問題の
被害者が一向に減らないので、
今回も同様にアナウンスをさせて頂きます。
iOS10.3のOTAアップデートとは?
OTAアップデートとは
Over The Airアップデートの略で
iphone本体からWi-Fiを経由して行う
アップデートを指します。
新しいiOSが発表された当日は
Apple修理拠点が
アプデ失敗の駆け込み寺と化す傾向にあります。
iOS10.3アプデ失敗がヤバイ理由2点
アプデの失敗の駆け込み寺対応をしていると、
9割ほどの持ち込まれる方が
OTAでアップデートを行われた方になります。
「アップデート失敗したので
どうにか治してくれませんか?」
のようなパターンが一向に減らないです。
iOS10.3アプデ失敗がヤバイ理由1
バックアップ皆無の法則
アプデ失敗する人に限って、
「バックアップ皆無の法則」(修理拠点あるあるかと思います。)
を発動させていて
バックアップ皆無の上に
フリーのWi-Fiスポットで
OTAアップデートをして、
リカバリーモードから起動できなくなり、
「不安定な回線でOTAの法則」も
発動させてしまい、
「バックアップを取ってないので、
データも治してください」と
毎度毎度毎度お話を聞きますが、
知らんがなと思います。
問題は起こるべくして起こった
と感じます。
バックアップ等を後述しますが、
アプデ失敗の次の対処法は、
アプデを再度やり直しをかけるなど
方法はありますが、基本的には初期化の流れになりますので、
最悪の事態になる前に
バックアップを先にやることが先決です。
iOS10.3アプデ失敗がヤバイ理由2
保証切れの法則
アプデ失敗でリカバリーモードから
初期化で改善できれば良いですが、
私の感覚にはなりますが、
アプデ失敗から初期化しても
立ち上がってこない機種が
2割ほどある印象です。
初期化で立ち上がってこない場合は、
本体交換での対応になりますので、
お使いのiphoneが保証期間内であれば、
無償での交換対象に該当しますが、
例えば、
購入から1年と1日以上経過している場合ですと、
下記の表の金額がかかります。
iPhone機種 | 本体交換の金額(税込み) |
---|---|
iPhone X | 65664 |
iPhone 8 Plus | 47304 |
iPhone 8 | 41904 |
iPhone 7 Plus | 41904 |
iPhone 6s Plus | 39744 |
iPhone 6 Plus | 39744 |
iPhone 7 | 38664 |
iPhone 6s | 36504 |
iPhone 6 | 36504 |
iPhone SE | 33264 |
iPhone 5c | 33264 |
iPhone 5s | 33264 |
iPhone 5 | 33264 |
一連の流れから、
表の料金を説明したあたりで、
ようやくOTAアプデの重みを理解して頂けると思います。
「1年と少ししか使ってないのに
3万5千円以上もかかるなんて!」
と毎度毎度毎度お話を聞きますが、
正直知らんがなと思います。
AppleCare+に入っていれば、
金銭的には回避できた、そう感じます。
2年契約のiphoneを
アプデ失敗の恐怖から回避したい場合は、
2年保証のAppleCare+を追加されることをオススメ致します。
余談にはなりますが、
お金の損得だけではないAppleCare+メリット・デメリットを
まとめた記事は以下を参照して頂ければと思います。
iOS10.3アプデで失敗しないための最善策とは
iOS10.3アプデを成功率を高めるには
Wi-Fiではなく、
iTunes(パソコン)を使ってやってください。
に尽きます。
iTunesでアプデをする際には、
ベストは自分のパソコンがあれば良いですが、
人のパソコンにiTunesさえ入れれば実施することは可能です。
(WindowsXPは無理です。)
自分も知り合いの方も職場とかでも
iTunesでアップデートをする環境を用意できない場合は
最寄りのApple正規店の修理拠点で、
混雑状況によっては持ち込みで
実施してもらえる場合があります。
実際に出来るかどうかは、
最寄りの修理拠点へ
電話で確認をしてみてください。
iOS10.3アプデ前に注意する2つの項目とは?
バックアップを取る
アプデは基本的には
データの消去を伴う作業ではありませんが、
場合によっては、iphoneがフリーズしたり、
リカバリーモードになってしまい
初期化が必要な場面がでてきます。
万一を想定してバックアップを
しっかりと取ってください。
出来れば複数でバックアップする
バックアップは出来れば、
一つだけではなく複数とっておくと
リスクヘッジができます。
バックアップを複数取るメリットは、
まれにバックアップが無事完了しているようでも
復元した際に破損していて何度やっても、
復元ができなかったという場合もありますので、
少なくとも3パターン用意しておくと安心です。
私の場合でしたら
- iTunesバックアップ
- iCloudバックアップ
- 連絡先をバックアップアプリを使う
- 写真をGoogleフォトやDropboxを使い
予備でバックアップを
しておくなどを行っています。
iOS10.3アプデで調子が悪い時は?
iPhoneの調子が悪い場合は、
まず、リカバリーモードからの
初期化を行います。(要パソコンとネット環境)
お手元にパソコンとネット環境がない場合は、
Apple Storeまたは
Apple正規サービスプロバイダーへ
お持ち込みをされることで
リカバリーモードによる初期化を行うことは可能です。
iOS10.3アプデ失敗!初期化をしても改善不可な場合は?
初期化を行っても、改善できない場合は、
本体を交換する必要性が出てくると思います。
無償で交換可能かどうかは、
お使いのiPhoneの保証状況と
本体に損傷(画面割れ・水濡れ・湾曲)がなければ、
対応が可能かと思います。
予め保証を確認する場合はiPhoneの保証を確認する3つの方法とは?を参照して頂ければ思います。
お使いのiphoneが2年以上を経過している場合は、
修理による交換をするのではなく機種変更やMNPされるのも
選択肢に入れておくと良いです。
iOS10.3アプデのまとめ
元凶はほとんどOTAアップデートにあるかと思います。
最悪の事態はどう起こるのか?を知っておくと
できる行動も変わってくるかと思います。
OTAによりパソコンなしで
アップデートできるようになり、
敷居は下がりましたが、
データが消えたり
有料での本体交換になったりと、
アップデートという行為一つで
労力や金銭面の両方で面倒に
巻き込まれるのはイヤですよね?
今回の記事を
お読みいただいたことで
被害者が一人でも減れば幸いです。
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