まれにあるお持込の相談として、iPhoneのコントロールセンターを立ち上げた時に懐中電灯のアイコンがグレーアウトして押せなくなっているとの相談を受けることがあります。
今回は、iPhoneの懐中電灯がグレーアウトしてしまい使えない(押せない)時の原因と対処法について解説していきます。
1.iPhoneの懐中電灯が使えなくなる6つの原因とは
2.iPhoneの懐中電灯が使えない時の対処法とは?
3.懐中電灯が使えない時のiPhone修理はいくらかかるの?
4.iPhoneの保証期間を確認しよう。
5.懐中電灯が使えないiPhoneの修理方法
6.修理中に代替機は出ますか?
7.懐中電灯が使えないiPhoneの修理時間は?
8.修理を依頼する前にやるべき2つのこと
9.iPhoneの懐中電灯が使えない問題。まとめ
1.iPhoneのライト懐中電灯が使えなくなる6つの原因とは
iPhoneの懐中電灯が使えない(押せない)原因は、システム的なソフトウェアが原因となって引き起こしている可能性と、例えば懐中電灯のライトそのものが壊れているハードが原因となって引き起こしている可能性が考えられます。
1-1.ソフトウェアが原因で懐中電灯が使えない場合
- 懐中電灯アプリがバグってる
- 懐中電灯を起動するためのシステムがバグってる
- iPhone本体に懐中電灯とリンクした何かしらの不具合が起こっている
1-2.ハードが原因で懐中電灯が使えない場合
- 懐中電灯のライトが切れている
- 懐中電灯とiPhoneをつなぐ配線が故障している
- iPhone本体そのものが懐中電灯と直結する物理的な自然故障が発生している
といったことが考えられます。
2.iPhoneのライト懐中電灯が使えない時の対処法とは?
iPhoneの懐中電灯がグレーアウトしてしまい使えない場合に、まず、改善するために行うことは、初期化や再起動により、ソフトウェアの問題をクリアにすることで改善できるかを試して下さい。
初期化や再起動を実施してソフトウェアの問題をクリアにしたが、やはり、同様に懐中電灯がグレーアウトしてしまって使えない場合は、修理が必要になってきます。
初期化や再起動する過程で、iPhoneのデータが飛んでしまう可能性がありますので、iPhoneのバックアップは万全にしておいてくださいね。
2-1.iPhoneを強制再起動をして改善するかチェック
簡易的なシステムや懐中電灯アプリのバグであれば、強制再起動を実施することで改善できる場合もあります。強制再起動はiPhone7とiPhone7Puls以外の機種であれば、本体右横のスリープボタンとホームボタンを同時に押して、アップルロゴが出てくるまで待てば、強制再起動をかけることが可能です。
2-2.iOSを最新のバージョンにしてみる
お使いのiPhoneのiOSバージョンが古いと、可能性としては低いかもしれませんが、懐中電灯がうまく連動しないといった可能性も考えられます。お使いのiPhoneのバージョン古い場合は、最新のバージョンにアップデートを行って下さい。
2-3.iPhoneに強力な初期化を施す
iPhoneの初期化の中で最も強力な初期化がファームウェアから書き換えが可能なDFUモードになります。DFUによる初期化を行って、懐中電灯が使えない問題が改善できたかを確認してください。
2-4.初期化をしても懐中電灯が使えない場合は、修理するしか無い
DFUによる強力な初期化を行っても、改善ができない場合は、iPhone本体に何かしらのハードの問題が発生していますので、此処から先は、修理で対応する流れになってきます。
3.ライト懐中電灯が使えない時のiPhone修理はいくらかかるの?
iPhone本体の製品保証期間の範囲でしたら、
修理は無償での対応が可能です。
ちなみに懐中電灯が使えないiPhoneの場合、
懐中電灯を修理する方法がないので、
新しいiPhoneと交換対応になります。
※iPhone本体に画面割れや、水濡れ反応がないiPhoneに限ります。
保証期間が過ぎてしまっている場合
iPhoneの製品保証期間を過ぎてしまっている場合は、
懐中電灯が使えないという自然故障であっても
以下の有償修理の金額がかかってきます。
機種名 | 本体交換金額 |
---|---|
iPhone XS Max | 73224円 |
iPhone XS | 67392円 |
iPhone XR | 49032円 |
iPhone X | 67392円 |
iPhone 8 Plus | 49032円 |
iPhone 8 | 42984円 |
iPhone 7 Plus | 42984円 |
iPhone 6s Plus | 40392円 |
iPhone 6 Plus | 40392円 |
iPhone 7 | 39312円 |
iPhone 6s | 36504円 |
iPhone 6 | 36504円 |
iPhone SE | 32832円 |
iPhone 5c | 32832円 |
iPhone 5s | 32832円 |
iPhone 5 | 32832円 |
4.iPhoneの保証期間を確認しよう。
懐中電灯が使えないiPhoneが無償での対応が可能なのか
有償での交換対応になってくるかを確認するために、
まずは、お使いのiPhoneの保証状況を確認します。
参考:「iPhoneの保証状況や期間を確認する3つの方法とは?」
5.ライト懐中電灯が使えないiPhoneの修理方法
懐中電灯が使えなく、
初期化での改善できないiPhoneの修理方法は、3パターンあります。
- 配送修理
- エクスプレス交換(要AppleCare+期間内)
- 店頭への持ち込み修理
5-1.配送修理で手続きをする
ご自宅や職場の最寄りにAppleの修理拠点がない場合は、配送修理になってくるかと思います。
配送修理はおおよそ1週間ほどの日数がかかります。
5-2.エクスプレス交換(要AppleCare+期間内)を使う
ユーザー様がAppleCare+に加入していて保証期間内であれば、エクスプレス交換サービスを利用することが可能です。
5-3.店舗へ持ち込みで修理をする
AppleStoreまたは
Apple正規サービスプロバイダーへ
直接行って修理を受けることが可能です。
iPhoneの機種によっては在庫が常時ない機種もありますので、事前に電話をして、
本体の在庫があるかどうかを確認されることをオススメします。
6.修理中に代替機は出ますか?
懐中電灯が使えないiPhoneを配送で修理を依頼する場合は、代替機の手配が必要になってくるかと思いますが、
代替機のレンタルというのはAppleではやっていませんので、ご自身でお使いの通信会社へ代替機を借りてくるか、
ご自身が昔使っていた同じ通信会社のiPhone5以上の機種であればsimカードのサイズが同じなので、simカードを入れ替えることで使いまわすことが可能になります。
7.ライト懐中電灯が使えないiPhoneの修理時間は?
持ち込み修理でかかる時間は、実際の修理の時間は、本体まるごとの交換になりますので、30分程度だと思われますが、
修理拠点の混雑状況によっては、1、2時間待機する必要もありますので、トータル3時間を当てられるスケジューリングをしておくとベストかと思います。
ユーザー様が予約をしていれば、トータルの時間を3分の1ほどに省略することが可能になりますので、時間と労力を大切にしたい方は、予約されるのがベストかと思います。
8.修理を依頼する前にやるべき2つのこと
修理を依頼する前に最低限ユーザー様がやっておくべきことは、バックアップを取っていただくことと、お使いのiPhoneのiCloudに設定しているAppleID(メールアドレスとパスワード)を分かるようにしておくことです。
バックアップもAppleIDの確認も当日になってやろうとすると、大幅に時間がかかるので、前倒しでやっておくことをオススメ致します。
9.iPhoneのライト懐中電灯が使えない問題。まとめ
iPhoneの懐中電灯が使えない(押せない)問題は、
大部分のiPhoneはファームウェアからの初期化で改善することが可能です。
使えないといざという時地味に困りますので、早めの対処をされることをオススメ致します。
10.iPhoneの外カメラでライトがつかない場合は
iPhoneのカメラがライトがつかない場合は、
- カメラアプリの再起動
- iPhoneの強制再起動
- iPhone本体の初期化
を行ってもカメラ起動時にライトがつかない現象を改善ができない場合は、修理対応になってきます。私の経験上ですとカメラパーツを交換することで、ライトがつかない問題も改善される場合が多いと感じています。カメラを交換しても改善ができない場合は、本体まるごとの交換対応になってきます。
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