iPhoneのライト修理はいくら? 正規・キャリア・修理店の料金と、自分で直る症状の見分け方【2026】

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iPhoneのライトがつかなくなった。 再起動もしてみたけれど、直らない。 修理に出すと、いくらかかるのか。

この記事は、そんなあなたのための記事です。

私は以前、iPhone修理店を運営していました。 ライトの故障で持ち込まれるiPhoneも、たくさん見てきました。 その経験をもとに、料金がいくらになるかと、どこに出すと損をしないかを正直にまとめます。

先に結論:あなたの状況別・最短ルート

あなたの状況 おすすめ 料金の目安
購入から1年以内、またはAppleCare+に加入中 Apple正規(Apple Store・正規サービスプロバイダ) 0円(本体の自然故障の場合)
au・ソフトバンクの「AppleCare Services」付きの補償に加入中 Apple正規 0円(自然故障の場合)
保証が切れている 街の修理店と正規の料金を比べる 正規は本体交換で数万〜十数万円。修理店の部品交換なら 6,480円〜12,800円(対応機種のみ)
古い機種で、ほかにも不具合がある 買い替えも検討する ―

ポイントは1つです。 保証が残っているなら、まず正規へ。保証が切れているなら、街の修理店と比べる。 この順番を間違えると、数万円単位で損をすることがあります。

まだ再起動などを試していない人は、先に「iPhoneのライトがつかない原因と対処法」を試してください。修理しなくても直ることがあります。

修理に出す前に:自分で直る症状か30秒で確認

修理に出す前に、次の3つを確認してください。 修理が要らない人に、修理をすすめるつもりはありません。

ライトのアイコンが押せない(グレーになっている)

コントロールセンターのライトのアイコンが、グレーで押せない状態です。

まず確認してほしいのが、本体が熱くなっていないかです。Appleの公式サポートには、iPhoneが高温になったときに制限される機能として「カメラのフラッシュやその他のカメラ機能が一時的に無効になる」と書かれています。 (出典:Apple「iPhoneやiPadが熱くなりすぎた場合や冷たくなりすぎた場合」)

涼しい場所で本体を冷ましてから、もう一度試してください。 Appleは、カメラやフラッシュが動かないときの対処として、ケース・フィルム・アクセサリを外す(とくに磁石を使うもの)、レンズを掃除する、再起動する、iOSを最新にすることも案内しています。 (出典:Apple「iPhone、iPad、iPod touchのカメラやフラッシュが機能しない場合」)

これで直れば、部品の故障ではありません。

カメラアプリでフラッシュ撮影もできない

ライトのアイコンは押せる。 でも光らない。 カメラでフラッシュを「オン」にして撮っても光らない。

この場合は、ライトの部品の故障の可能性が高いです。 修理を考えてください。

カメラも真っ黒で映らない

ライトだけでなく、背面カメラの映像も真っ黒な場合です。 ライトではなく、カメラの部品ごとの故障の可能性があります。 その場合は「iPhoneのカメラ修理料金」を見てください。

症状 自分で直る?
アイコンがグレーで押せない 直ることが多い(本体を冷ます・ケースを外す・再起動)
アイコンは押せるが光らない/フラッシュ撮影も光らない 修理が必要な可能性が高い
カメラも真っ黒 カメラの故障の可能性。修理が必要

iPhoneのライト修理料金一覧

ここからが本題の料金です。

Apple正規では「部品の修理」ではなく「本体交換」になる

まず知っておいてほしいことがあります。 Apple Storeや正規サービスプロバイダでは、ライトだけを直すことはしません。本体ごと交換になります。 ただし、機種や症状によっては、カメラ部品の交換で済む場合もあります。料金は点検のあとに確定するので、見積もりの段階で確認してください。

正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラなど)の料金は、Apple Storeと同じです。 どちらに出しても、料金は変わりません。

料金は3つのケースで決まる

ケース 条件 あなたの負担
① 購入から1年以内(Appleの製品限定保証)、またはAppleCare+に加入中で、自然故障 0円
② AppleCare+に加入中で、点検のときに過失や事故による損傷が見つかった 12,900円(税込)
③ 保証が切れている。または、AppleCare+なしで過失や事故による損傷が見つかった 本体交換の料金(下の表)

②の12,900円は、AppleCare+の「画面以外の損傷」のサービス料です。 (出典:カメラのキタムラ「Apple製品の修理料金」2026年9月22日確認)

注意:保証内でも「有料」になるケース

ここは、修理店の現場で一番トラブルになりやすいところです。

ライトが壊れた原因が自然故障でも、点検のときに別の場所に「過失や事故による損傷」が見つかると、保証内でも有料になります。

過失や事故による損傷とみなされやすいのは、次のような状態です。

  • 画面が割れている
  • 水没している
  • 本体が曲がっている
  • 本体がえぐれている、深い削り傷がある
  • カメラのレンズが割れている
  • スイッチやボタンがもげている
  • 強い力で食い込んで、ボタンが反応しない
  • ネジを外して、本体を開けた跡がある

修理に出す前に、自分のiPhoneをこの一覧で見てみてください。

とくに注意してほしいのが、次の2つです。

水没の反応があると、本体交換になります。 iPhoneの中には、水に触れると色が変わるシール(液体侵入インジケータ)が入っています。 点検でこれが朱色(赤色)に変わっていると、水没の扱いになり、部品だけの修理ではなく本体交換になります。

画面が割れていると、料金が変わります。 画面も直すかどうかで金額が変わります。 AppleCare+に入っている人は、画面とカメラを別々に直すより、サービス料(12,900円)を払って本体交換を選ぶ人が多いです。1回の負担で、傷んだところがまとめて新しくなるためです。 当てはまるものがあれば、「0円のつもりが本体交換の料金だった」ということが起こりえます。 その場合は、次に紹介する街の修理店の料金とも比べてください。

AppleCare+なしの本体交換料金(機種別)

機種 料金(税込)
iPhone 18 Pro Max 160,800円
iPhone 18 Pro 151,800円
iPhone 17 Pro Max 160,800円
iPhone 17 Pro 151,800円
iPhone Air 141,800円
iPhone 17 119,800円
iPhone 17e 96,800円
iPhone 16 Pro Max 147,800円
iPhone 16 Pro 128,800円
iPhone 16 Plus 118,800円
iPhone 16 107,800円
iPhone 16e 95,800円
iPhone 15 Pro Max 137,800円
iPhone 15 Pro 128,800円
iPhone 15 Plus 116,800円
iPhone 15 105,800円
iPhone 14 Pro Max 134,800円
iPhone 14 Pro 124,800円
iPhone 14 Plus 116,800円
iPhone 14 105,800円
iPhone 13 Pro Max 116,800円
iPhone 13 Pro 105,800円
iPhone 13 83,800円
iPhone 13 mini 74,800円
iPhone 12 Pro Max 105,800円
iPhone 12 Pro 94,800円
iPhone 12 74,800円
iPhone 12 mini 63,800円
iPhone 11 63,800円
iPhone XR 63,800円
iPhone SE(第3世代) 54,800円
iPhone SE(第2世代) 40,800円

出典:Apple「iPhoneの修理」修理サービスの見積額「その他の損傷」(2026年9月23日確認)。正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラ)も同額 料金は変わることがあります。最新の料金は、Appleまたは正規サービスプロバイダで確認してください。 表にない機種は、正規店に問い合わせてください。

見てのとおり、保証が切れていると、ライト1つの故障でも高額になります。 古い機種なら、買い替えたほうが安い場合もあります。

キャリアの補償に入っている場合

ドコモ・au・ソフトバンクでiPhoneを買って、補償に入っている人も多いと思います。 ライトの故障に当てはめると、次のようになります。

加入している補償 ライトだけが壊れた(自然故障) 過失や事故の損傷が見つかった
au「故障紛失サポート(with AppleCare Services)」 0円 12,900円(その他の損傷)
ソフトバンク「あんしん保証パック(with AppleCare Services)」 0円 最大12,900円
ドコモ「smartあんしん補償」 購入から1年以内は0円(Appleの保証)。1年を過ぎたら交換で負担金がかかる 交換で負担金がかかる
  • au・ソフトバンクの「AppleCare Services」が付いた補償は、AppleCare+と同じ考え方です。
  • ドコモのsmartあんしん補償は、修理ではなく交換です。負担金は通常8,250円、Webで手続きすると7,425円です(税込・機種により異なる)。
  • 補償の名前や月額は時期によって変わります。自分の加入内容は、各社のページやアプリで確認してください。

出典:ドコモ smartあんしん補償/au 故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+/ソフトバンク あんしん保証パック with AppleCare Services(2026年9月22日確認)

街の修理店(非正規)の料金

街の修理店では、本体交換ではなく、ライトの部品だけを交換します。 そのため、正規の本体交換より大幅に安くなります。

ここでは、全国に店舗がある「iPhone修理アイサポ(あいさぽ)」の料金を紹介します。

機種 フラッシュライト交換 作業時間の目安
iPhone 14 Pro Max/14 Pro 12,800円 60分〜
iPhone 13 Pro Max/13 Pro/13/13 mini 12,800円 60分〜
iPhone 12 Pro Max/12 Pro/12/12 mini 12,800円 60分〜
iPhone 11 Pro Max/11 Pro 12,800円 60分〜
iPhone 11 12,800円 90分〜
iPhone XR 12,800円 90分〜
iPhone XS Max/XS/X 12,800円 60分〜
iPhone SE(第3世代)/SE(第2世代) 9,980円 90分〜
iPhone 8 Plus/8 9,980円 90分〜
iPhone 7 Plus/7 9,980円 90分〜
iPhone 6s Plus/6s 9,980円 90分〜
iPhone 6 Plus/6 7,980円 90分〜
iPhone SE(第1世代)/5s/5c/5 6,480円 90分〜

出典:iPhone修理アイサポ 料金表(2026年9月22日確認) iPhone 14/14 Plus と iPhone 15 以降は、料金表にフラッシュライト交換がありません。店舗に問い合わせてください。 料金は予告なく変わることがあります。店舗によって異なる場合もあるので、予約のときに確認してください。

たとえばiPhone 13なら、正規の本体交換は83,800円。 あいさぽのフラッシュライト交換は12,800円です。 保証が切れているなら、この差は大きいです。

▶ あいさぽ公式で、近くの店舗と料金を確認する

どこで直す? Apple正規・キャリア・街の修理店の違い

Apple正規(Apple Store・正規サービスプロバイダ) キャリアの補償 街の修理店(あいさぽなど)
直し方 本体交換 交換(ドコモ)/Appleの修理(au・ソフトバンク) ライトの部品交換
料金 保証内の自然故障は0円。保証外は本体交換の料金 補償の内容による 6,480円〜12,800円(対応機種)
データ 本体が変わるので、バックアップから戻す 交換の場合はバックアップから戻す 本体はそのまま
こんな人向け 保証が残っている人 補償に入っている人 保証が切れている人

非正規で修理するときに知っておいてほしいこと

正直に書きます。 街の修理店での修理には、デメリットもあります。

Appleの公式サポートには、Apple以外の独立系修理プロバイダによる修理は、Appleの製品保証やAppleCareの対象にならないと書かれています(店独自の保証が付く場合はあります)。 (出典:Apple「iPhoneの部品と修理の履歴」)

また、AppleCare+の規約には、「Appleまたは正式な権限を有するApple担当者以外によって開封、修理、改造、改変された対象機器の損傷(原因を問わず)の修理」は対象外と書かれています。 (出典:AppleCare+ 利用規約(日本・2026年9月9日版・PDF) 第5項(h))

つまり、保証期間内やAppleCare+に加入中の人が、先に街の修理店で直すと損をする可能性があります。 保証が残っているなら、まず正規に相談してください。 街の修理店が向いているのは、保証が切れている人です。

修理と買い替え、どっちが得?

保証が切れている古い機種は、修理と買い替えで迷うと思います。 目安は次の2つです。

  • 修理代が、その機種の中古の相場を超えるなら、買い替えを考える
  • ライト以外にも不具合(バッテリーの減りが早い、画面の不具合など)があるなら、まとめて判断する

修理か買い替えかの判断は、「iPhone修理はどこがいい? 修理と買い替えの診断」【旗艦#1公開後にリンク】で詳しく解説しています。

修理に出す前に:必ずバックアップを取る

Apple正規の修理では、本体ごと交換になります。 戻ってくるのは別の本体です。 バックアップがないと、写真やLINEのデータは戻りません。

ライトが壊れていても、iPhone自体は動きます。 修理の予約をしたら、先にiCloudかパソコンにバックアップを取ってください。

次の故障に備える

ライトが直ったら、次の故障に備えておくのもひとつの方法です。 AppleCare+やキャリアの補償に入っていない人は、スマホ向けの保険という選択肢もあります。

▶ モバイル保険の補償内容を見る

よくある質問

Q. ライトの修理には、どのくらい時間がかかる?

A. 街の修理店(あいさぽ)のフラッシュライト交換は、機種によって60分〜90分が目安です。Apple公式は、修理にかかる時間を公表していません。利用者がSNSに書いている内容では、Apple Storeは当日仕上がりでも3〜4時間待ちという報告が目立ちます。正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラ)のバッテリー交換は1〜1時間半という報告があります。本体交換は、在庫があれば当日、なければ後日です。いずれも利用者の投稿なので、正確な時間は予約のときに店舗で確認してください。

Q. 修理でデータは消える?

A. Apple正規では本体交換になるので、元の本体のデータはそのままでは戻りません。バックアップから戻してください。街の修理店の部品交換では、本体はそのままです。ただし、念のためバックアップは取っておいてください。

Q. ライトだけ直せる?

A. Apple正規では、ライトだけの修理はなく、本体交換が基本です。ただし、機種や症状によっては、カメラ部品の交換で済む場合もあります。街の修理店では、ライトの部品だけを交換できる場合があります(あいさぽは iPhone 14 Pro 以前の対応機種のみ)。

Q. 保証期間内なのに、お金がかかると言われた。なぜ?

A. 点検のときに、画面割れや水没など「過失や事故による損傷」が見つかった可能性があります。その場合、AppleCare+に入っていれば12,900円、入っていなければ本体交換の料金になります。

Q. 自分で部品を交換してもいい?

A. おすすめしません。ライトの部品は本体の中にあり、分解が必要です。開けた跡があると、その後の正規の修理で有料になったり、断られたりする原因になります。

Q. 水に濡れたあとにライトがつかなくなった

A. 水没の可能性があります。ライトより先に、水没への対処が必要です。「iPhoneが水没したときの対応法」を見てください。

まとめ:あなたの最短ルート

  • 保証が残っている(1年以内・AppleCare+・au/ソフトバンクのAppleCare Services系) → Apple正規へ。自然故障なら0円
  • 保証が切れている → 街の修理店の部品交換と、正規の本体交換の料金を比べる
  • 古い機種で、ほかにも不具合がある → 買い替えも検討する
  • どこに出すにしても → 先にバックアップを取る

▶ あいさぽ公式で、近くの店舗と料金を確認する)

▶ モバイル保険の補償内容を見る

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