iPhoneがリンゴループになると
電話がかけられない&受話できない
ネットも出来ない、LINEも出来ないと
一度リンゴループに
陥ると面倒くさいこと満載です。
この記事では、
リンゴループになってしまった
iPhoneを復活させるための方法と、
復活できなかった場合の、
スムーズな修理の流れを
解説していきます。
1.iPhoneリンゴループとは?
2.リンゴループになる原因とは?
3.バックアップの確認方法
4.リンゴループiPhone2つの対処法
5.修理に必要な6つの確認項目とは?
6.あなたに必要な行動ステップとは?
7.[追記]修理をすると損してしまう条件とは?
1.iPhoneリンゴループとは?
iPhoneのリンゴループとは
iPhoneの起動状態が
リンゴマーク(アップルロゴ)で
立ち上がって消えて
立ち上がって消えてが
バッテリーが切れるまで
延々とループする現象のことを指します。
一般的には、
iPhoneのリンゴループは
再起動や初期化で改善できない場合は、
修理の対応が必要になってきます。
2.リンゴループになる原因とは?
なぜiPhoneは
リンゴループになってしまうのか?
を考えられる範囲で挙げますと、
- iPhone本体の基盤の故障によりリンゴループ
- iOSを含むソフトウェアの問題によりリンゴループ
- アップデートやバックアップの失敗でリンゴループ
- 水濡れが原因でリンゴループ
- iPhoneの落下が原因でリンゴループ
- iPhone本体の湾曲が原因でリンゴループ
などが考えられます。
2019/04/25追記
バッテリーの劣化でもループしますね
— 携帯販売係 (@bakadarake1) April 23, 2019
バッテリーの劣化でもリンゴループに起因します。
3.バックアップの確認方法
さっそく、
iPhoneのリンゴループ
に対する対処法を
行っていきたいところですが、
対処の前に
必ずやってもらいたいことがあります。
まずバックアップから行ってください。
iPhoneの再起動など、
いかなる対応を行う場合でも
データが消失を最悪を想定して、
バックアップを固めることから始めます。
iPhoneの画面が
リンゴループな状態ですと
iPhoneの画面が操作が
出来ない可能性が高いので、
今までのバックアップが
出来ているかどうかを確認します。
3-1.3つのバックアップ確認方法
リンゴループ状態の
iPhoneのバックアップを
過去に取ったことがある場合に
どこにちゃんと
バックアップデータが
保存されているかどうかの
確認方法を解説していきます。
3-1-1.パソコンでのバックアップ確認方法
リンゴループ状態の
iPhoneを過去にパソコンに接続して
バックアップをしたかどうかを
パソコンの中のデータから
確認する方法を解説していきます。
Macの場合
バックアップのリストを探すには、
メニューバーで をクリックし、
「~/ライブラリ/Application Support/MobileSync/Backup/」と入力します。
または、特定のバックアップの場所を調べることができます。iTunes を起動します。
メニューバーの「iTunes」をクリックし、
「環境設定」を選択します。
「デバイス」をクリックします。
目的のバックアップを「control」キーを押しながらクリックし、「Finder で表示」を選択します。
Windows 7、8、または 10 の場合
バックアップのリストを探すには、
「\ユーザー\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\」に移動します。または、以下の手順でも探せます。
検索バーを探します。
Windows 7 では、「スタート」をクリックします。
Windows 8 では、右上にある虫眼鏡のアイコンをクリックします。
Windows 10 では、スタートボタンの横にある検索バーをクリックします。
検索バーに「%appdata%」と入力します。
「Return」キーを押します。
「Apple Computer」>「MobileSync」>「Backup」の順に各フォルダをダブルクリックします。
パソコン上に
過去のバックアップ履歴があれば、
最後に作成した日付に近い状態の
iPhoneに戻すことが可能になりますので、
ある程度
心に余裕がある状態で
iPhoneの初期化などの
作業を進めることが
できるようになるはずです。
3-1-2.iCloudでバックアップ確認方法
リンゴループ状態の
iPhoneを過去にiCloud経由で
バックアップしたかどうかを
確認する方法を解説していきます。
パソコンまたは他のスマホから
iCloud.comにサインインします。
「設定」のアイコンをクリックします。
「ストレージ」と「マイデバイス」を確認します。
「ストレージ」項目にバックアップがあれば、
バックアップの最終日時は分かりませんが、
iCloud上にバックアップデータが
保存されていることは、間違いないです。
また、「マイデバイス」項目に
リンゴループになってしまった
iPhoneが紐付かれているかが重要です。
「マイデバイス」項目に
リンゴループになってしまった
iPhoneがない場合は、
バックアップが作成されていない可能性があります。
バックアップを作成できていない場合は、
リンゴループになってしまった
iPhoneがバックアップを
作成可能な状態なのか確認します。
3-1-3.アップルサポートに聞いて確認する方法
リンゴループになってしまった
iPhoneのバックアップを
確認する方法ですが、
iCloud.comにアクセスするための
端末やパソコンが手元にない場合は、
アップルサポートの電話に
問い合わせて確認することが可能です。
パソコンでの
バックアップの有無は分かりませんが、
過去にiCloudでバックアップをとった
ことがある場合は、バックアップの履歴を
確認することが可能です。
iCloudでのバックアップ作成の有無と
バックアップの作成日時を
確認することができます。
アップルサポートのお問い合わせ先
0120-277-535
受付時間:午前9時から午後9時(年中無休)
4.リンゴループiPhone2つの対処法
- iOSを含むソフトウェアの問題によりリンゴループ
- アップデートやバックアップの失敗でリンゴループ
の状態のiPhoneでしたら、
ソフトウェアの問題を
クリアにすることで
リンゴループな状態を
改善することができる可能性があります。
4-1.iPhoneの強制再起動を行う
iPhoneの強制再起動を行うことで、
iOSやソフトウェアの問題が
深刻ではない場合は、
iPhoneの
リンゴループになってしまう
という問題は
改善できる可能性があります。
強制再起動を行い、
リンゴループになってしまう問題が
改善できたか確認してください。
4-2.DFUモードによる初期化を行う
iPhoneの強制再起動で
リンゴループになってしまう
というトラブルを改善できない
場合は、DFUモードによる初期化で
iPhoneのiOSをクリアにすることで
改善できるかを試します。
DFUモードによる初期化を
行うことでiPhoneに保存されている
全てのデータが消えますので注意してください。
まずはお使いのパソコンに
最新のiTunesをインストールしてください。
DFUモードのステップは
①パソコンとiPhoneをライトニングケーブルで接続
②iTunesを起動
③「スリープボタン」と「ホームボタン」を長押し
④押したまま6秒で画面が消える
⑤そのまま4秒経過したら、「スリープボタン」を離す
⑥「ホームボタン」を押した状態のまま6秒経つと
⑦リカバリーのポップアップが出るので、
⑧復元と更新へと進めばDFUへ入ります。
DFUモードによる
初期化を行っても、
リンゴループなiPhoneを
改善できない場合は、
原因はソフトウェアではなく、
ハード面の可能性が
ありますので
修理を検討してください。
5.修理に必要な6つの確認項目とは?
- ソフトウェアの問題を
クリアにしても改善できなかった
リンゴループになるiPhone - iPhone本体の基盤の故障によりリンゴループ
- 水濡れが原因でリンゴループ
- iPhoneの落下が原因でリンゴループ
- iPhone本体の湾曲が原因でリンゴループ
は、
修理対応が必要な
iPhoneになってくるのですが、
リンゴループ状態の
iPhoneを修理に出す時に
必要な6つの確認して
おくべきことを解説していきます。
5-1.保証を確認する
リンゴループになっている
iPhoneの保証状況を確認します。
まず、IMEIを調べます。
以下のデバイスでは、「設定」メニューでシリアル番号を、
SIM トレイで IMEI/MEID を確認できます。
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
以下のデバイスでは、「設定」メニューでシリアル番号を、
本体の背面で IMEI/MEID (MEID は IMEI の上 14 桁) を確認できます。
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone SE
- iPhone 5s
- iPhone 5c
- iPhone 5
IMEIが分かりましたら、
確認サイトへ入力します。
リンゴループ
Phoneの本体に
画面割れや、水濡れ
本体の湾曲、落下痕が無ければ、
保証期間内であれば、
無償での対応が可能かと思います。
参考:「iPhoneの保証状況や期間を確認する3つの方法とは?」
5-2.修理の金額はいくら?
AppleCare+と
1年間の製品保証期間内であれば、
無償での本体交換が可能ですが、
5-2-1.保証期間が過ぎてしまっている場合は、
- ソフトウェアの問題を
クリアにしても改善できなかった
リンゴループになるiPhone - iPhone本体の基盤の故障によりリンゴループ
といった
自然故障による
不具合であっても、
有償での本体交換の
金額は発生してきますので、
注意が必要です。
機種名 | 保証期間切れ |
---|---|
iPhone XS Max | 73224円 |
iPhone XS | 67392円 |
iPhone XR | 49032円 |
iPhone X | 67392円 |
iPhone 8 Plus | 49032円 |
iPhone 8 | 42984円 |
iPhone 7 Plus | 42984円 |
iPhone 6s Plus | 40392円 |
iPhone 6 Plus | 40392円 |
iPhone 7 | 39312円 |
iPhone 6s | 36504円 |
iPhone 6 | 36504円 |
iPhone SE | 32832円 |
iPhone 5c | 32832円 |
iPhone 5s | 32832円 |
iPhone 5 | 32832円 |
5-2-2.リンゴループiPhoneに水濡れがある
水濡れが原因で、
リンゴループになる場合は、
リンゴループの原因が
水濡れにあると推定されてしまうので、
有償での本体交換の
対応になります。
iPhoneの水濡れの例
液体侵入インジケータを確認する
iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合
iPhone 6、iPhone 6 Plus
iPhone 6s、iPhone 6s Plusの場合
iPhone 5、iPhone 5C
iPhone 5s、iPhone SEの場合
水濡れによる
リンゴループの
本体交換の金額は
下記になります。
機種名 | AppleCare+あり | 9月7日まで購入(2016) | AppleCare+なし |
---|---|---|---|
iPhone XS Max | 12744円 | 73224円 | |
iPhone XS | 12744円 | 67392円 | |
iPhone XR | 12744円 | 49032円 | |
iPhone X | 12744円 | 67392円 | |
iPhone 8 Plus | 12744円 | 49032円 | |
iPhone 8 | 12744円 | 42984円 | |
iPhone 7 Plus | 12744円 | 42984円 | |
iPhone 6s Plus | 12744円 | 40392円 | |
iPhone 6 Plus | 12744円 | 7800円 | 40392円 |
iPhone 7 | 12744円 | 39312円 | |
iPhone 6s | 12744円 | 36504円 | |
iPhone 6 | 12744円 | 7800円 | 36504円 |
iPhone SE | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5c | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5s | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5 | 7800円 | 7800円 | 32832円 |
5-2-3.リンゴループiPhoneに落下痕がある
リンゴループの原因が
落下によるものだと
推定されてしまうので、
有償での本体交換に
なる可能性が高いです。
落下によるリンゴループの
本体交換の金額は下記になります。
機種名 | AppleCare+あり | 9月7日まで購入(2016) | AppleCare+なし |
---|---|---|---|
iPhone XS Max | 12744円 | 73224円 | |
iPhone XS | 12744円 | 67392円 | |
iPhone XR | 12744円 | 49032円 | |
iPhone X | 12744円 | 67392円 | |
iPhone 8 Plus | 12744円 | 49032円 | |
iPhone 8 | 12744円 | 42984円 | |
iPhone 7 Plus | 12744円 | 42984円 | |
iPhone 6s Plus | 12744円 | 40392円 | |
iPhone 6 Plus | 12744円 | 7800円 | 40392円 |
iPhone 7 | 12744円 | 39312円 | |
iPhone 6s | 12744円 | 36504円 | |
iPhone 6 | 12744円 | 7800円 | 36504円 |
iPhone SE | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5c | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5s | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5 | 7800円 | 7800円 | 32832円 |
5-2-4.リンゴループiPhoneに湾曲がある
リンゴループの原因が
iPhone本体の湾曲によるものだと、
推定されてしまうので、
有償での本体交換に
なる可能性が高いです。
湾曲によるリンゴループの
本体交換の金額は下記になります。
機種名 | AppleCare+あり | 9月7日まで購入(2016) | AppleCare+なし |
---|---|---|---|
iPhone XS Max | 12744円 | 73224円 | |
iPhone XS | 12744円 | 67392円 | |
iPhone XR | 12744円 | 49032円 | |
iPhone X | 12744円 | 67392円 | |
iPhone 8 Plus | 12744円 | 49032円 | |
iPhone 8 | 12744円 | 42984円 | |
iPhone 7 Plus | 12744円 | 42984円 | |
iPhone 6s Plus | 12744円 | 40392円 | |
iPhone 6 Plus | 12744円 | 7800円 | 40392円 |
iPhone 7 | 12744円 | 39312円 | |
iPhone 6s | 12744円 | 36504円 | |
iPhone 6 | 12744円 | 7800円 | 36504円 |
iPhone SE | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5c | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5s | 12744円 | 7800円 | 32832円 |
iPhone 5 | 7800円 | 7800円 | 32832円 |
5-3.貸出機はあるのか?
リンゴループ
iPhoneを修理に出す場合に、
貸出機は必要なのか?
ということですが、
無償の場合も、
有償の場合も、
基本的には、
本体交換の対応になり、
交換用のiPhoneの
在庫があれば、
リンゴループは
お店で交換可能な、
故障内容になりますので、
貸出機を用意する必要は
ないかと思います。
5-4.iPhoneはどこで修理をするのか?
リンゴループ状態の
iPhoneを修理ができる場所は、
大きく分けますと、
直営店のApple Storeと
正規代理店の
Apple正規サービスプロバイダがあります。
Apple Storeの店舗数は、
全国7店舗で内訳は、
宮城県1店舗、東京都3店舗
愛知県1店舗、大阪府1店舗、
福岡県1店舗であるのに対し、
正規サービスプロバイダでしたら、
全国に100店舗以上ありますので
Apple Storeよりも
比較的身近でApple Storeと
同等の修理サービスを受けることが可能です。
5-5.iPhone修理の予約は必要なのか?
Apple Storeの
修理サービスが
受けられるGenius Barは
完全予約制になります。
Apple Storeの
場所と時期によっては、
3日先でないと予約が
取れないという混雑状況なので
正規サービスプロバイダですと、
当日来店で修理が出来る拠点も
ありますが、やはり同様の混雑状況の
可能性がありますので、
予約されてから
お店に行かれることをオススメ致します。
修理の予約は
ビックカメラ
カメラのキタムラ、
クイックガレージ
が予約を承っています。
5-6.iPhoneを探すをオフにする
リンゴループ状態の
iPhoneを修理に出す場合は、
iPhoneを探すという
iPhoneに設けられた
セキュリティの機能を
オフにする必要があります。
5-6-1.iPhoneを探すとは?
「iPhoneを探す」とは
お使いのiPhone、
iPad、iPod touch、
Apple Watch、
Macの紛失や盗難が
発生した場合に、デバイスの位置情報を
確認して保護するのに役立ちます。「iPhoneを探す」を
お使いのデバイスで
設定しておくと、
以下のことが
できるようになります。
- 地図上でデバイスの位置情報を確認する
- サウンドを再生してデバイスを見つける
- 紛失モードを使ってデバイスをロック、追跡する
- デバイス上のすべての個人情報をリモート消去する
5-6-2.iPhoneを探すをオフにする方法
リンゴループ状態の
iPhoneですと、
iPhone本体から
iPhoneを探すの機能を
オフにすることが出来ないため、
iCloud.comにサインインして
iPhoneを探すをオフに
する必要があります。
iPhoneを探すをオフにしたい
iPhoneのSIMカードを抜いておきます。
iCloudにアクセスして
AppleIDとパスワードを入力します。
次に「iPhoneを探す」を押します
iPhoneの所在地情報がマップと共に表示されますので、
画面上部の「すべてのデバイス」を押して
「所在地を確認中」と読み込み中状態なのを確認します。
読み込みが完了すると、
緑色がオンライン
黒丸がオフライン状態と確認できます。
オフにしたいiPhoneの横のとじるマークを押して削除をします。
iPhoneを画面から削除しますか?
と出ましたら、「削除」を押すと、
iPhoneを探すがオフになります。
その他のiPhoneを探すをオフにするやり方は以下を参考にしてください。
5-6-3.iPhoneを探すのステータスを確認する
iCloud.comから
iPhoneを探すをオフにする
作業をしましたら、
ステータスがきちんと
オフに切り替わったかを
アクティベーションロック
のサイトで確認します。
追記:2017/02/04
アクティベーションロックのサイト(https://www.icloud.com/activationlock/)は閉鎖したため、この確認方法は使えなくなりました。iPhoneを画面から削除しますか?→で削除をした後に、削除した端末がすべてのデバイスの一覧から表示が消えていれば、iPhoneを探すのオフは完了しています。
本体のIMEIを
打ち込んで確認してください。
アクティベーションロック:オフ
と表示されていれば、OKです。
6.あなたに必要な行動ステップとは?
iPhoneがリンゴループに
なってしまった時に
あなたが取るべき行動は、
iPhoneの
バックアップ状況を確認する
↓
強制再起動を試す
↓
DFU復元を試す
改善できない場合は修理へ
↓
保証を確認する
↓
修理をする場合は、
お店を予約する
↓
iPhoneを探すを
オフにする
↓
来店
といった流れが
スムーズに
リンゴループの問題を
解決することが出来るかと思います。
7.[追記]修理をすると損してしまう条件とは?
場合によっては修理をすると、
金銭的に損をしてしまう場合があります。
修理をすると損をしてしまう条件などは、
iPhoneの修理より機種変更がベターな4つの条件とは?
をご参照ください。
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